来坂神社(式内 同社大穴持海代日古・日女神社)
Contents
概 要
社 号 来坂神社
読み:きさか
江戸時代は「来成天王社」と称していた
所在地 島根県出雲市矢尾町799
旧地名 出雲国出雲郡
御祭神
素盞鳴尊(すさのお のみこと) 稲田姫尊(いなだひめ -) 大己貴尊(おおなむち -) 少彦名尊(すくなびこな -)
配祀
天之御中主神 正勝吾勝勝速日天之忍穗耳命 天津日子根尊
活津日子根尊 熊野久須毘尊 多紀理毘賣尊 市杵嶋毘賣尊 田寸津比賣尊
例祭日 4月29日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
出雲国 187座(大2座・小185座)
出雲郡(イツモ) 58座(大1座・小57座)
合祀 式内社 出雲国出雲郡 同社大穴持海代日古(アマシロヒコノ)神社
合祀 式内社 出雲国出雲郡 同社大穴持海代日女(アマシロヒメノ)神社
出雲国風土記「来坂社」
近代社格制度 旧郷社
創建 天平5年(733)『出雲国風土記』に「来坂社」と記載があるのでそれ以前にあった
本殿様式 大社造 柿葺
境内摂末社(祭神)
一口メモ
国道431号線を北に狭い道を進むと社号標があった。さらに酒市をしばらく登る。鼻高山の北にある鰐淵寺に近い南側。鳥居の前にワゴン車にのった何か作業をされている方が2人おられ、車のナンバーを見て声をかけられたので言葉を交わすと、猟友会の方々で鹿の駆除をしているそうだ。ここも鹿や猪が増えて困っておられ駆除を頼まれているそうだ。
歴史・由緒等
式内社同社大穴持海代日古神社および式内社同社大穴持海代日女神社を合祀していると伝えるが、合祀の時期、合祀の経緯等不詳。
来坂神社はかっては来成天王社と称し、中世の頃京都の祇園牛頭天王即ち八坂神社の分霊を祀ったものと伝。
大穴持海代日古・大穴持海代日女は夫婦神で近隣の日下町の久佐加神社の御祭神大穴持命・日子坐王命・大穴持海代日古・大穴持海代日女にもある。久佐加(クサカ)と来坂(キサカ)。この似た読みの式内社が隣接するのは、関係有るように思える。式内社 出雲国出雲郡 同社大穴持海代日古神社・式内社 出雲国出雲郡 同社大穴持海代日女神社に比定されているが、来坂の御祭神にないのに久佐加神社の御祭神に両神が祀られていてそちらが比定社に思えるがどうなのだろう。
境内・社叢
社号標 スサノオの腰掛岩
神社前。高天原から天下ったスサノオはこの地で、岩に腰掛られ出雲平野を見渡したとされています。神社の前には、その岩が残されている。
鳥居 手水舎
参道右手に神池 参道左手境内社?
狛犬
拝殿前の左右に随神社
拝殿 本殿
本殿奥境内社 社日塔
0件のコメント